足の裏から立ち上るもの――斎藤美奈子『旅する文学』と連載完結記念動画
- 心理臨床オフィス ポーポ

- 2 日前
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更新日:2 日前
文芸評論家の斎藤美奈子が月1回、朝日新聞の紙面に書き続けていた連載が完結した。「旅する文学」というのがそれで、47都道府県にちなんだ文学作品をいくつかセットにして、土地の空気から文学を歩き直し、その土地の文学からあらためて土地の文化を読み直そうという試み。2026年8月3日現在、朝日新聞が運営する本の情報サイト「好書好日」で読めるようになっている。
連載本文ももちろんいいのだが、この完結を記念して行われたトークイベントの模様が動画で公開されていて、これがめっぽう楽しい。
文学というのは、足の裏の感覚から立ち上るものを掴まえる行為だということがよく分かる。それに、都道府県ごとという括りがあれば、ヒット作もそうでないものもみな同じ土俵。切り口を変えることが偏見や固定観念を外し、自由な態度を与えてくれるということが、斎藤美奈子の快活でさっぱりした(でも嫌でない)語り口によってどんどん提示される。
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視聴してやたらに元気が出ました。サムネは「300冊の読書術」と扇情的な感じもありますが、内容はこれから連想されるような“スキル重視”のものではありません。読書好き、旅好きの方は是非。「旅する文学」は書籍化もされるそうで、楽しみです。




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