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書店主になりました
書店主になりました。といっても、一つの店舗を持ったのでは(もちろん)なく、いわゆるシェア型書店のひと棚店主です。書棚の一区画をレンタルし、そこに自分の選定した書籍を並べ、販売することになります。 *** では、どの書店か?ということですが、東京は神田神保町にあるPASSAGE by all reviews というお店です。PASSAGE by all reviewsは、フランス文学者・文芸評論家の鹿島茂氏がプロデュースし、シェア型書店の先駆けとなった店舗です。 https://passage.allreviews.jp/ *店舗写真は公式HPより引用 *** ……で、大阪の心理療法家がなんでまた神保町に?ということなのですが、10月の出張帰りにたまたま映画を見に神保町に寄ったところ、素敵な店構えの書店が目に入り、吸い込まれ……それが他ならぬPASSAGE でした。(雨でイベントは中止でしたが)神保町まつりの日で賑わっていたこともありますが、かなりの誘引力。 そして店内に入って初めてシェア型書店であることに気づき、棚を眺めてびっくり。なん

心理臨床オフィス ポーポ
11月28日読了時間: 3分


誰にとっても人生は突然――映画『カーテンコールの灯(あかり)』
現在上映中の映画 『カーテンコールの灯』 は、打撃を受けた人生がどのように再生していくのかを丁寧に描いた作品です。 *** 建設作業員として働いている男性・ダンが主人公。彼は作業中に激昂してしまい、それをたまたま見かけた女性に声をかけられ、地域の小さな劇団に誘われます。一...

心理臨床オフィス ポーポ
9月1日読了時間: 6分


夏季閉室が明けました
8/4~6と夏期休室をいただいていましたが、現在は通常通り開室しています。 お盆の期間も開室していますので、お申し込みやお問い合わせがありましたらメール等でアクセスください。 *** わが夏帽どこまで転べども故郷 (寺山修司)

心理臨床オフィス ポーポ
8月9日読了時間: 1分


夏顔と冬顔
夏と冬をまたいで 多肉植物・エケベリアは冬と夏とでは表情が変わって、これを「夏顔」「冬顔」と呼ぶこともあるそうです。 この写真で言うと、外側の方の長くてツヤツヤしている葉が夏に進展したもの、中央に近い毛が生えて立っている葉が10月以降にに育ったものです。秋から冬に育った...

心理臨床オフィス ポーポ
2024年12月23日読了時間: 1分


育てたような気持ち
以前記事にしたエケベリア、順調に成長しています。葉の上に光るのは雨露。葉の層が重なっていき、いくら見ても見飽きません。根がたくさん張って鉢が狭くなったようでしたので、深い鉢に植え替えました。 なお、本記事タイトルは、敬愛する現代詩作家・荒川洋治の著作『読んだような気持ち』へ...

心理臨床オフィス ポーポ
2024年6月28日読了時間: 1分


mobilityの獲得と「私」の自由-須賀敦子『ユルスナールの靴』について
きっちり足に合った靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ。そう心のどこかで思いつづけ、完璧な靴に出会わなかった不幸をかこちながら、私はこれまで生きてきたような気がする。 須賀敦子の著作『ユルスナールの靴』はこのような印象的な文章から始まる。ユルスナールとはベルギ...

心理臨床オフィス ポーポ
2021年9月13日読了時間: 3分


1周年を迎えました
心理臨床オフィス ポーポを立ち上げてから、3月15日で一年が経ちました。 この一年は、どなたにとっても苦難の多いことだったでしょう。しかし本オフィスについて申せば、これまで教わってきたものを、自分が主体となって組み合わせ、有機的に生かしていくというなんとも言えない得難い経験...

心理臨床オフィス ポーポ
2021年3月16日読了時間: 1分


「これはなんだろう?」
上本町近辺の町をよく歩いています。 薄田泣菫の歌碑の写真を撮っていると、その陰から子どもが一人出てきました。首を傾げながら、写真を撮る私と歌碑とを交互に見ます。その子にとっては日常の遊び場、これが被写体として特別な対象になるということが不思議なのでしょう。...

心理臨床オフィス ポーポ
2020年11月9日読了時間: 1分
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