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強迫という鎧とその破綻――映画『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』
1975年公開の映画『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(監督:シャンタル・アケルマン)を見ました。 主演俳優であるデルフィーヌ・セリッグが監督した作品『美しく、黙りなさい』が現在、国内で初めて上映されていて、その関連作品として再上映されているものです。 (『美しく、黙りなさい』もまた重要な作品なのですが、それはまたいつか項を分けて。) *** 息子と暮らす一人の寡婦の3日間を描いた作品。 アラームと玄関の呼び鈴を合図に、曜日ごとの動き方を決め機械のように日々を回していく主人公ジャンヌ。ところが、何ミリかずつそのルーティンがほころび始め、とうとうある重大な出来事が発生する……というストーリー。家事をする姿が据え置きのカメラで捉えられ、ジャンヌの手際を見ていれば(最初は)退屈しません。また、あれ?と思う出だしと、少しずつ訪れる破調の予感とが、見ることを止められない要因の一つになっています。とはいえ、見終わると、ぐったりと疲れている。 *** 主婦とはいかに抑圧されたものか……ということを198分

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8月5日読了時間: 4分


足の裏から立ち上るもの――斎藤美奈子『旅する文学』と連載完結記念動画
文芸評論家の斎藤美奈子が月1回、朝日新聞の紙面に書き続けていた連載が完結した。「旅する文学」というのがそれで、47都道府県にちなんだ文学作品をいくつかセットにして、土地の空気から文学を歩き直し、その土地の文学からあらためて土地の文化を読み直そうという試み。2026年8月3日現在、朝日新聞が運営する本の情報サイト「好書好日」で読めるようになっている。 連載本文ももちろんいいのだが、この完結を記念して行われたトークイベントの模様が動画で公開されていて、これがめっぽう楽しい。 文学というのは、足の裏の感覚から立ち上るものを掴まえる行為だということがよく分かる。それに、都道府県ごとという括りがあれば、ヒット作もそうでないものもみな同じ土俵。切り口を変えることが偏見や固定観念を外し、自由な態度を与えてくれるということが、斎藤美奈子の快活でさっぱりした(でも嫌でない)語り口によってどんどん提示される。 *** 視聴してやたらに元気が出ました。サムネは「300冊の読書術」と扇情的な感じもありますが、内容はこれから連想されるような“スキル重視”のものではあ

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8月3日読了時間: 1分


読書メモ:ヴァイツゼッカー(1940/1975)『ゲシュタルトクライス』(木村敏・濱中淑彦共訳)みすず書房
ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼッカー著『ゲシュタルトクライス』を久しぶりに通読した。私が持っているのは画像1枚目のもので、大学院生の頃に買った2004年の新装版第3刷。今はさらに新装されたバージョンが出ていて、こちらの表紙の方は、本文中の図がデザインされていて、内容がひと目で掴めるようになっている(画像2枚目)。また、書籍や版によって名前の表記に揺れがあるが、今回は私がいちばん馴染んでいる(ヴィクトーア・フォン・)ヴァイツゼッカーとしている。 *** ここで論じられている「ゲシュタルトクライス」とは、認知作用の円環のことで、力学的な働きかけはそれが向かう先からのフィードバックによる影響を受けるし、その影響がさらに働きかけに作用する、というもの。馬が走り方を常歩・速足・駈歩・ギャロップと変えていく様子を想像すると、ヴァイツゼッカーが言わんとするところがわかりやすい。 この理論は、現代の認知心理学で言う「アフォーダンス」の先駆けとも言われていて、これを計測というよりも思考の中から生み出しているのが面白い。 *** (認知心理学者ではなく)臨床

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8月1日読了時間: 2分


人の営みとささやかな祈り――Bunraku Summer Festival『チャップリンと文楽 まちの灯』
幟はためく国立文楽劇場前 大阪・日本橋にある国立文楽劇場で文楽を見てきました。演目は、「寿柱立万歳」と、チャップリンの同名映画を文楽に仕立てた「まちの灯」です。文楽はおよそ10年ぶり?以下、見慣れていない者の感想です。 *** チャップリンを文楽に。なんとなくイロモノ、キワモノっぽく聞こえますが、さにあらず。文楽の面白さも、チャップリンの人間描写力も、義太夫節の振動も、すべて味わえるいい作品でした。 チャップリンの作品を文楽作品へと書き直したのは、日本チャップリン協会会長の大野裕之(私と同世代の京大生には「劇団とっても便利」の人という方が通りがいいかも)。 「街の灯」はよく知られた映画ですのであらすじをご存じの方も多いかと思いますが、本上演ではあらすじはほぼ変えられておらず、舞台が明治維新前後の大坂になっているのと、それにふさわしい登場人物と意匠に変えられているところに妙味があるように思いました。(Wikipediaより映画「街の灯」のあらすじ) *** 私が本作を見て思い出したのは、最近読んだ五木寛之・横山剣『口笛を吹きながら夜を

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7月24日読了時間: 4分


夏期休室について
wild flowers 当オフィスは、8月24日(月)~27日(木)まで夏期休室となります。この間は、お問い合わせ・お申込みへのお返事もお休みとなります。 お盆の期間は通常通り開けております。 *** 写真の水平も狂う酷暑なり。なんとか花の立ち上がりに寄り添おうとしたように思う。

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7月20日読了時間: 1分


読書メモ:ファビエンヌ・ブルジェール(2013/2014)『ケアの倫理 ネオリベラリズムへの反論』(原山哲・山下りえ子訳)白水社文庫クセジュ
西見奈子『フロイトの灯』の副読本として、ファビエンヌ・ブルジェール(2013/2014)『ケアの倫理 ネオリベラリズムへの反論』(原山哲・山下りえ子訳)を読んだ。近年盛んに論じられて出版されている「ケアの倫理」に関する書籍の一つ。4月に行った神保町ブックフェスティバルの白水社のブースで購入して、積ん読になっていたもの。 *** 著者の主張は比較的シンプルで、合理的・個人主義的な道徳と、関係性・気づかい・社会的絆によって生成される倫理とを対置させ、ケアとはまさに倫理の問題であり、伝統的にケアは女性のものとされてきたことを指摘することで、逆説的にこれを女性だけのものであることから解放することを狙うものである。 「心づかいとは、弱い人間が言葉を話すようになり、依存しない状態になれる可能性に関心をもつことだ。しかし、弱い人間は、自分になされる配慮にどう応えるかは自由である。」(p.100)というのが著者の主張のコアであると思ったし、心理臨床のコアでもあると思うが、依存と自律の複雑な関係は一筋縄ではいかないことは、臨床実践を行う者ならばみな実感するところ

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7月13日読了時間: 3分


読書メモ:村井俊哉(2019)『統合失調症』
統合失調症について、これまでに提唱されてきた病因・治療・文化的および社会的受容の様相についてコンパクトながら丁寧に記述する。著者の意図は“統合失調症がいかに普通の疾患であるか”を理解してもらうことにあり、その意図は十分に果たされていると感じる。 統合失調症という病気への理解の第一歩として、当事者・その家族・心理的支援を行う者にはまずこれを手に取ってほしいなと思うような本。 淡々としていながら穏やかで、でもどこかpassionateなものも感じさせる(一貫して伝えたいことがあるのだなと感じさせる)文章に学ぶところも大きいのではないか。 *** これも授業で使用するために久々に再読してやはりよいと思ったのでここで紹介することにした。(PASSAGEにも1冊入れる予定。) <参考文献> 村井俊哉(2019)『統合失調症』岩波新書

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7月10日読了時間: 1分


読書メモ:芝田征司(2017)『数学が苦手でもわかる心理統計法入門』
大学の仕事もしているので、「数学の心得があまりないまま大学に入り、心理学研究法や心理統計法の授業を受けたものの、自分でデータを一から処理するのは初めてで心細く……」という人が、データから見たいものを抽出できるようになるような、勘所を掴めるような統計学の本について、時間を見つけては探している。 それほどたくさん見たわけではないけれど、この本は、要点を押さえながら読めていいかもしれない。 『Excelで今すぐはじめる心理統計 第2版 簡単ツールHADで基本を身につける』などと組み合わせると、一年掛けて心理学の卒論を書くところまではたどり着けるだろうと思った。 <参考文献> 芝田征司(2017)『数学が苦手でもわかる心理統計法』サイエンス社 小宮あすか・布井雅人(2024)『Excelで今すぐはじめる心理統計 第2版 簡単ツールHADで基本を身につける』講談社

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7月4日読了時間: 1分


読書メモ:ブランケンブルク(1971/1978)『自明性の喪失――分裂病の現象学』(木村敏・岡本進・島弘嗣共訳)みすず書房
破瓜型(解体型)統合失調症の本態は、自分にも他者にも生命にもこの世界にも親しみを持ちにくいこととし、これを「(自然な)自明性の喪失」と名付けたブランケンブルクの書。今回、たまたま必要があって読んだのだが、院生時代以来なので20年ぶりぐらいか。あの頃よりは面白く読めた気がする。 *** アンネ・ラウという20歳の女性の症例から、統合失調症における「自明性の喪失」がどのようなものであるのかを多面的に分析する。 自明性を失うと生命に親しめ「ない」、他者との間が「ない」ゆえ間主観性が成立し「ない」、したがってコモン・センスが成り立た「ない」、というように、否定の形でしか存在を記せないのが自明性であり、経験論的にも超越論的にも”自分”を支えるようなものである。 大きなものに根ざしつつ自分を分けて析出していくという点では、木村敏の存在構造論はもちろんだが、河合隼雄が『心理療法序説』において心理療法の一つの極みとして仄めかした自然(じねん)モデルを想起させるところがある。「コモン・センス」論としては中村雄二郎『共通感覚論』なども思い出す。そして、國分

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6月26日読了時間: 2分


読書メモ:野間俊一(2012)『身体の時間——<今>を生きるための精神病理学』筑摩書房
うつ病、解離、ASD、摂食障害、自傷の症状のあり方の時代的変遷から、現代の時代精神を「コントラ・フェストゥム」として取り出す。 「コントラ・フェストゥム」とは、精神科医・木村敏の「ポスト・フェストゥム」「アンテ・フェストゥム」「イントラ・フェストゥム」から着想されたもの。これらは生命の祝祭性と、それとの関係の取り方によって人間の存在構造を分類したもので、それぞれ、完了態の中に生きる様式、未決の可能態に生きる様式、生命の噴出そのものに生きる様式である。このうち「イントラ・フェストゥム」は量的なものであるので、対極にある生命から疎隔された状態を措定することができる。これを野間は「コントラ・フェストゥム」と名付け、現代人の特徴であるとする。 *** ここで面白いのはトラウマにおけるフラッシュバックの取り扱い方で、これはもちろん主観的体験としては苦しいものであるのだが、コントロールしようとすると「コントラ」となって余計に反逆される。そうではなくて、「イントラ・フェストゥム」の現れであると捉えることで、受動から能動へと転じる主体発現の契機ともしうると主

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6月20日読了時間: 2分


それは幻ではない――西見奈子『フロイトの灯 現代精神分析入門』
精神分析家によるフロイト理論の解説書。優しく丁寧だが足腰の強さを感じさせる語り口で、読むうちに段々と地響きのような蝉の声のような、姿なき者の声のようなものがズーンと響き、次第に大きくなってくる気がした。気のせいかと思ったが、それは気のせいではないことが終盤にさしかかるにつれ分かってくる。 *** 本書では、フロイトのヒステリー理論について、それがトラウマ(実際に生じた外傷体験)によるものであるとした初期理論(「誘惑理論」)とその放棄について語る。ヒステリー症状は女性が外傷体験を負ったから生じるのではなく、外傷体験を負ったことにして症状を出し心身を守ることを無意識が選んだのではないか、という理論的転換である。 その上で、誘惑理論を放棄したからこそ作り上げることのできたエディプスコンプレックスという考え方について論じられていくが、そこに一本通っているのは人間にとって性愛とは何か、という視点である。 *** 精神分析の性愛理論はあるところから急に受け付けなくなるところが私にはあって、エディプスコンプレックスについても、子による母親への愛と父親への

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6月18日読了時間: 5分


読書メモ:ウィニコット(1965/2022)『成熟過程と促進的環境』(大矢泰士訳)岩崎学術出版社
対象関係論のメラニー・クラインの後継者でありながら、それにとどまらず自らの理論を展開させていったウィニコットの論文集。「偽りの自己・本当の自己」「一人でいられる能力」などウィニコットの代表的理論を知ることができ、子どもの心理臨床を学ぶうえでは『遊ぶことと現実』等とともに必読であると思われます。 *** クラインとともに乳幼児期の心的発達の重要性を説いたものの、クラインほどには内界のファンタジーに依らず、タイトルにあるように「促進的環境」を重視したウィニコット。養育者に依存しながら漸進的に心理的自立が進むとウィニコットは考えますが、本書の白眉は以下の点にあると読みました。 イド衝動が有意義になるのは、それが自我生活の中に包容(コンテイン)されるときだけである、という点については一般的に同意を得られると思う。イド衝動は、弱い自我を混乱させ、強い自我を強化する。イド-関係は、自我-関係性の枠組みのなかでおこるとき、自我を強化する、と言える。もしこのことを受け容れるなら、一人でいられる能力の重要性も理解されるはずである。乳幼児が彼自身のパーソナルな生

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6月15日読了時間: 3分


大衆芸能(ポップカルチャー)としての歌舞伎の死――御名残五月大歌舞伎と大阪松竹座の閉館
大阪松竹座へ御名残五月大歌舞伎を見に行きました。昼の部と夜の部と一回ずつ。 ご存じの方も多いかと思いますが、大阪松竹座は5月26日をもって閉館となりました。その名残惜しさをこめた演目。 *** 私は歌舞伎には疎く、どちらかというと敬して遠ざけていたところがあったのですが、実際に見て、「なにこれすごい面白いじゃん!早く教えてよ!!」と言いたくなるような、大変楽しい体験でした。 演目は昼の部も夜の部も、時代物・世話物・所作事の3つ。時代物はサーカスのような派手な演出や身体能力に驚き、世話物では腹を抱えて笑い、所作事の美しさに見入る。『心中月夜星野屋』では舞台装置の美しさ第二幕の宵闇の橋!)にも本当に感じ入りました。 江戸の浮世絵(役者絵)の機能もよくわかって、私も思わずブロマイドを買って帰りました。見るたびに蘇る歌舞伎体験。 *** ところで、実際に歌舞伎を見に行ってわかったことがありました。松竹座の客、とにかくよく喋る!役者が出る度、家族関係を事細かに喋り、足拍子を鳴らせば「キレッキレや!」と大喜び。所作事では一緒に手を振る。ギャグのオチ

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6月1日読了時間: 3分


ゴールデンウィークの開室について
ゴールデンウィーク期間中は、カレンダー通りの開室となります。 4/27(月),28(火),30(木),5/1(金),2(土)は開けておりますので、お申込み・お問い合わせなどありましたら、ご連絡ください。

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4月27日読了時間: 1分


面接枠の空き状況について
新年度に入り、面接枠に若干空きが出ました。金曜、土曜、月曜に空きがあり、その他の曜日も日によって、時間帯によってお越しいただけます。 ご都合が合いにくかった方はもちろん、来られるかどうか迷っておられる方も、お気軽にお問い合わせください。 (2026.4.27)金曜に空きが出ましたのでその旨、追記しました。

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4月25日読了時間: 1分


魔女、人間になる――映画『ハムネット』(ネタバレあり)
映画『ハムネット』 を見ました。 *** イギリスの田舎(ストラトフォード)に住む農家の娘がジェントリ階級の息子と結婚し、子どもが生まれる。夫は食い扶持を得るためにロンドンへ。残された母と長女、双子の次女・長男は父の帰りを楽しみに、草花に親しみながら暮らすのだが、一家を悲劇が襲う。子の一人が亡くなってしまうのだ。この悲劇がその後、家族に取らせた手段とはなにか。それが劇作家・シェイクスピアの作品「ハムレット」誕生につながる——。 主演女優のジェシー・バックリーがアカデミー賞を獲得したこともあり注目される本作ですが、家族のすれ違い・エディプス的葛藤と創造性の関係・母との分離・女性同士の連帯・ 演じることによる喪の作業 など様々なテーマが重層的に含まれる物語でした。 *** 中でも私が面白いなあと思ったのは、ジェシー・バックリー演ずるアグネス。鷹を操ったり薬草を得たり、村では”魔女の娘”と噂される存在です。アグネスの母も魔女と呼ばれており、おそらく出産にまつわる何かで命を失っています。アグネスは母のように魔女として振る舞い、母の言葉を復

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4月18日読了時間: 5分


花が咲くということ
オフィスの近くの桜が咲きました。後ろのシュロの木と合わせて、なんだかハッといつも見上げてしまう桜です。 咲いたと言えば、以前に買ってきた際のことをブログでご紹介したエケベリアにも花が咲きました。細く伸びて吊り下がったようになっているのが花です。 実はこのエケベリア、順調に育っていたものの… 去年の夏の暑さが堪えたか、周りの葉がジュレてしまって、株の大きさが半分ほどになってしまったのでした。 過去の写真を見ながら今にして思えば、株に対して鉢が深すぎ、またウォータースペース(土から鉢の縁までの空白)を取りすぎていて、しかも暑かろうと成長期でもないのに水を上げすぎていて、蒸れてジュレる要因がたくさんありました。かわいそうなことをしました。 生き残った中央部を小さくて通気の良い素焼きの鉢に植え替え、水やりも控えめにしていたところ…無事に花が咲いてくれました。 花が咲くのは断末魔と言うか、生命をつなぐ必死のアピールでは??などと警戒心も解けませんし、花でエネルギーを消耗させないほうがよいとも聞きますが、まずはここまで蘇った生命力を寿ぎたいと思い

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4月6日読了時間: 2分


いつも突然
桜はいつも突然開くので毎年面食らってしまいますね。驚きが美しさを凌駕するようなところがある気がします。 そして目線を少し下げて、花から花へ季節がバトンタッチされていくのを確認しては安心する。

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3月27日読了時間: 1分


6周年を迎えました
本日で当オフィスは6周年を迎えました。 *** この1年での大きな変化は、何と言っても 書店に棚を持ったこと 。心理相談に直接関わりがないように見えるかもしれないのですが、実はこれが関係大アリ、なのです。 *** 心理療法とは、なにかに心を映し出すことがその核になります。心はモノではなく、直接に取り扱うことができないからです。対話の中に自分の心を見たり、絵を描くことで自分の心を聞いたり、夢を分析することで自分の心を感じたりするわけです。治療者は、その映し出された心を一緒に見つけていくわけですが、そのためには治療者は、(相手の心ではなく)自分の心を覗き込む必要があります。治療者にとってある程度確かで頼りになるのは、自分の中にあるものだけだからです。「あなたの中にはこういうものがあると私は思うのだけれど」とセラピストが提示して、それを一緒に確かめていくことからしか、心の変容というのは起こしようがないのです。 ということは、治療者は自分自身の心を感じて(ロジャーズのいう「genuineness」ですね)言葉にする訓練をする必要があるのですが、その

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3月15日読了時間: 3分


箱庭体験コースについて
先日お知らせしました通り 、当オフィスで箱庭療法を行えるようになりました。 箱庭とはどのようなものか、体験してみたい方向けに、3回のコースを設けました。概要は以下のとおりです。 *** <箱庭体験コース> 【回数】全3回(1回50分。日程はご相談の上、決定します。) 【料金】15,000円(5,000円✕3回分。初回時にお支払いください。) 【内容】箱庭制作を行い、心の動き方の傾向やこれからの心の発展可能性についてともに吟味します。3回連続で制作することで、多角的な心の状態を知ることができ、心の変化を実感することができます。 *ご不明な点がありましたら、メール等でお尋ねください。 *** お申し込みは、 フォーム または メール(hnkmti@gmail.com )からお願いいたします。 模擬制作事例 通常のカウンセリングに箱庭療法を取り入れることもできますし、箱庭体験コースから、必要であればカウンセリングを始めることもできますので、ご要望があればお知らせください。 リアル・マインクラフトみたいで楽しいものですので、お気軽にどうぞ

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2月2日読了時間: 1分
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